母親との関係づくり
父親が亡くなった後、広い屋敷に一人で住まわすのは心配てもあり、生活のための食事を作るのも大変ではないかと、母子で話し合いをしてケアーに入ってもらうようにされた方がおられます。
「あんたは私を姥捨て山に捨てる気か!」と嫌味を言われたり「介護して下さる方との折り合いが悪い」といったり、結構わがままを言っているようです。
務めて週一回は顔を出されているようですが、行かれて顔を会わすと直ぐに不平・不満の言葉が機関銃のようにでてくるそうです。
その言葉を聞いている間"何で私がその言葉を聞かねばならないのか"という反発する気持ちがでてくるようです。
私の親でありながら、どうしてもそのことが許せないし、帰ったら家族の方に話を聞いてもらっているそうです。
するとご主人が「言葉が言えるうちに、母親の気持ちをゆっくり聞いてあげたらいかがですか、あなたを生んでくださった母親でもあり、親孝行する時間がどれほどあると思うかね」
冷静に状況を見られている、ご主人の本心は=母親のことをいう前に、あなたの方にも問題があるのではないですか=という姿勢が、又余計に頭にくるようです。
親孝行に行っているのに<怒髪天を突く状態>で行かれている様子です。
「あなたが、今日行って又嫌な話を聞かねばならないという気持ちでなく、一回ごとにお別れが近いのだし、こちらが気持ちを和らげて母親の話を楽しく聞いてあげてください。
そうした気持ちになられたら、きっと母親はあなたと会うのを楽しみに待っていてくださると思いますよ」
「優しい言葉を投げかける気持ちになられたら、きっは母親も「忙しいのによく来てくれてありがとう、気をつけて帰りなさい!」と優しくなられて、あなたとの時間を楽しみに待っていて下さると思いますよ」
「いっぺんにその様な気持ちには、なれないと思いますが、何となくその様な気持ちになってきているような感じになってきたように思います」
その様な気持ちになるために努力しているのか、きつい顔つきが次第に和らいできているのが判ります。
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