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終業時前

         終業の時間が近づいて

 終業時間の6時近くになって、ふと店の方を見たら<くの字>なられたご婦人が立っておられました。

「どうされましたか・・」

「職場の人が、あなたその腰はどうしたの、くの字に曲がっているよ。私も腰の状態が良くないときに、人の紹介で和白にいきました。
 すると帰るときには、まっすぐになっていました。あれほど曲がって、痛かった腰が、よくなったのよ」

「多分和白の営業時間が6時までだったと思うので、今からいけば間に合うのですぐに出発しなさい」と勧められたそうです。


「何故そうなったのか」とお聞きすると「衣替えと部屋の片づけをしました。体にこり・張りがくるのではと思っていましたが、それもなく、いい感じで過していました。
 そうしたとき椅子を動かそうとしたら、グチッ!と<ぎっくり腰>になり、次第に腰が痛くなり、何となく折れ曲がっていきました」

「ここはいつ頃から仕事をされているのですか・・」「30年は過ぎましたね」「えっ!そんなになるのですか・・」

「時々腰痛が起きるので、いろいろなところにいきましたが、ここはどのようなことをされるのですか・・」という説明とともに、施術中でも「なぜお尻を押したら、肩の凝りが取れるのですか」


 一事が万事、施術中に会話をし、ご本人なりに納得していただくための=口での説明=も大切になってきました。


 一通りの施術が終わり「腰の状態はいかがですか」と聞きますと「あら腰が伸びまっすぐなっています」と喜ばれました。



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