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親孝行

          親子の確執も取れて

 長い間の親子の確執が取れて、右足が不自由で歩行の困難な母親を連れて和白にこられた方がおられます。

 実の親子でありながら、行き来を一切されないで過されていました。

 しかし、両親は70歳半ばになり、老後もさることながら、自分達が亡くなったあとをどのようにしてしてくれるのかという心配も出てくる歳にもなってきました。


 そうした中で、諸般の事情から<どうしても両親のところにいってお詫びをすること>という宿題をいただきました。

 それをしないで、何とか自分達だけで解決できることはないかと、試行錯誤されましたが、最終的な解決にはなりませんでした。


<人を煙にまくような生活はいかがなものか>という宿題も出てきて、タバコを早急に止めることになりました。

 今まで二日に一箱というのを、必至で止めていきました。


 どうしたときにタバコを吸いたいのかと聞きますと

 朝起きて一服 仕事から帰って一服 夕食の片づけが終って一服

 それも最近では その一服を合わせて、何とか一本半で済ませられるようになりました。

 しかし、そうした姑息な手段ではなく、大切な親孝行という大事な仕事をするために、未練たらしく何時まで吸うのですかと!


 それからタバコ貯金をし始めて、何とか母親を連れてこられる貯金が捻出できたということでこられました。

 子供さんの話を素直に聞かれるようになられた親、素直にお詫びをされた子供さん、親と子の確執が取れてきたことで、子供さんが母親を和白に連れてこられることができました。

 右足の歩行が少し不自由でしたが、母親を支えながら歩いて車の乗り降りされるのを手助けされる姿に、今までの<親子の確執はなんだったのか>という感じに見えました。



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