明日の試合に

　　　　　　　　「明日の試合に出したいのですが・・・」

　新学期が始まり、最初の連休ということで"アシックス杯"のバレーボール試合が組まれているようです。

　それに出場する中学校の女子バレーボールの顧問が「病院に行ったら骨に異常がない」といわれたが「明日ある試合に出場させてもいいですか」と聞くと「それは駄目です」と。

　骨に異常がなければ、以前何度か聞いていた和白に行って手当てを受けたら、出場できるのではと思ってこられたようです。

「どなたの紹介ですか」と聞きますと「以前から生徒に故障が出たときに、とにかく行かれたら何とかしてくれますよ」とバレーボールの顧問・他の部活の先生からも聞いていましたし「とにかく明日の試合に出場できるようにして欲しいのですが」と頼まれました。

　左の膝が曲がり辛く、それで病院に行ったら「骨が曲がっている」といわれ「明日からの大切な試合に出たいので、何とかして欲しいのですが」と顧問と本人の切実な願いでした。

　左膝を曲げると、かかとが臀部に付かず隙間ができていました。
　膝の部分を触診すると、少し腫れていましたし、筋肉が冷たく固いところがありました。

　それらを踏まえて、一通りの施術と、膝の気になるかしょに水晶のちから・１０倍液をたっぷり押し入れて、温熱器で熱を入れて血行の流れを良くしていきました。

　施術が終った後、本人の一声が「アッ! 膝が軽くなった」と喜んでいましたし、連れてこられた顧問もその声を聞いて一番ホットされたようでしたので「今日よりも明日・明後日の方がもっと楽になります」といって見送りいたしました。

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