この年になっていえること
小学校卒業して、55年ぶりに合同の同窓会を今年の5月に開催しました。
参加された友達は今の生活のことよりも、一気にその頃にタイムスリップして、会話が進みました。
幹事をさせていただいた人や、この年になったら年に何回か寄って飲み会をしようという話がでたようです。
私に対しては「彼は飲まないし、食べないし、福岡から来てもらうのは・・」という話がでたとのことでした。
「しかし同窓会の責任役をしてもらったお礼を兼ねて、声だけは掛けたら」ということになって、連絡をいただいたので参加いたしました。
その中の一人が、今回参加された皆さんに
自戒の念をこめて、一言ご挨拶をさせて下さい。
最近の日本を、日本人を、駄目にした大きな原因は、社会の価値基準が「どれだけ得をするか、どれだけ儲かるか」に、すべてが掛かっているということであります。
つまり、何ごとも利益が無ければ、意味が無いと言う考え方です。
また『むだ』とか『のろくて遅い』とかが嫌われて『完璧さ』や『スピード』が求められます。
しかし『むだ』の中にも、光り輝くものがあり『のろま』だからこそ、物事が良く見えるときもあります。
振り返ってみて、私も、このような考え方で人生を生きて来ました。
これからの残された人生の生き方として『利益が無くても意味がある。銭の糧にならなくても心の糧に必ずなる』と、急がば回れの気持で心豊かに生きて行ければ最高です。
身の程をわきまえ、ゆっくりと、ぼつぼつと、生きて行きたいと思います。と参加された皆にメッセージを手渡していました。
このご本人最近脳梗塞で、口がまみれず、手が動かしがたくなっていたそうですが(脳梗塞の症状は今まで何度もあったそうです)皆と一緒にいると楽しいのか、盃は結構進んでいたようです。
このような気持を素直に言える歳になってきたのかと、メッセージを読ましていただきました。
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